COLUMN

新卒一斉入社では日本は成長できない理由【効率的な働き方へシフト】

 

いま巷では、9月入学の是非で議論を呼んでいますが、まぁこのような事態にならなければ、おそらくこんな議論にはなっていなかったでしょうね。

教育の面でもそうですが、働き方改革に見られるように、日本では頭で分かっていても、なかなか進まないことが多い。

新型肺炎の拡大で、ようやく議論されるようになった感じです。

テレワークだって、以前から出来たはずです。

みんな同じ時間に、同じようなスーツを着て出勤する必要はない。

勤務時間だって、8時間働く必要もないと思っています。

今回は、新卒一斉入社に隠れる問題について、考えてみたいと思います。

 

 

みんなで話し合うのもほどほどに【スピード感がない】

 

議論を煮詰めることも重要ですが、スピード感がないのも問題です。

特に今回のように感染症の拡大に伴い、国民の経済や生活に甚大な被害が及ぶような場面では、スピード感が重要です。

今の政治を見ているとそう感じざるを得ません。

会社でもそうではないですか?

やたら会議がある、会議の時間が長い、何かあればみんなで話し合い。

これでは誰も責任を取らないし、何も決まりません。

飲み会なんてものは論外。

いかに無駄な時間が多いかということです。

決定までのスピードが遅いというのは、日本にとって非常にマイナスです。

誰が責任を持ち、どうリスクマネジメントするのかを、スピード感を持って実行しないと効果的ではありません。

 

 

働き方改革は効率を重視すること

 

仕事・ビジネスとは、いかにコストを下げて収益を最大化させることが重要です。

僕はトレーダーの端くれとして、そのことを痛感しています。

そういう意味で言うと、日本ではそういう視点がかなり薄いと思わざるを得ません。

仕事は結果ですから、会社の利益にいかに貢献できるかといことです。

なので、成果を出す上で何が重要なのかを考えると、もっと効率的な方法があってもいいわけです。

社員の絆とか人間としての成長とか、もはやどっちでもいいです。

そんなことを言っているから、無駄なことばかりが増えていくのです。

 

会社が学校ではない

 

新卒一斉入社や新入社員研修・社員教育など、もはや会社は学校ではありません。

会社は、ビジネスで収益を上げる場です。

そういう視点に立つと、新入社員であろうが、成果を出せない人は難しいということになります。

 

終身雇用や年功序列はない

 

日本独特の雇用慣行である、終身雇用や年功序列はもはやありません。

日本の底上げ教育の行き着くところがもはやなくなってしまったわけです。

そうなってくると、新卒一斉入社なんて意味がなくなってくる。

一斉入社で会社が何もかも面倒を見てくれるような時代ではないのです。

これからは、日本の底上げ教育の良さと、多様な働き方ができる効率性をミックスさせることが必要です。

 

世界の標準は効率・実力主義

 

世界標準が良いかどうかは別として、世界の流れは確実に実力主義です。

新卒一斉入社に見られる日本独特の雇用慣行はありません。

学校の成績が重視されたり、専門性が問われたりします。

新卒じゃないからと言って不利になるようなこともなく、基本的に即戦力として採用を重視しているところが多いようです。

 

 

多様な働き方で効率的に収益を上げる

 

労働時間の削減

 

1日8時間の労働は長い。

8時間という基準はもはや今の時代には合わない。

人によっては、デスクに座っているだけで、何もしていない時間が多いというパターンも多いのではないですか。

5〜6時間で十分ではないでしょうか。

仕事量が多過ぎるとクレームが来そうですが、そもそも抱えきれないような仕事量があること自体が問題ですね。

人間の集中力はそれほど続くものではありません。

長時間労働しなければいけないのは、ビジネスモデル自体に問題があると言わざるを得ません。

小さな労力で収益を最大化させるビジネスのあり方に、見合うものではありません。

 

在宅ワークの推進

 

別に毎日満員電車に揺られて会社に行く必要はあるのでしょうか?

時間や通勤費の無駄はないですか?

会社に行かなくてもできる仕事はたくさんあるはずです。

もちろん業態によっては、その場に出向く必要があるのは理解できます。

実際に、僕自身も長年医療・福祉の業界に従事していましたから。

しかし、ネットがこれだけ普及している現代社会で、果てして実際に顔を合わせなければ成り立たない仕事がどれほどあるでしょうか。

ハンコを押すために出社するなんて、もはや思考停止と言われても不思議ではないですよ。

これだけ仕事が細分化され、サービスが多様化している現在、そのような方向にシフトすることは、それほど難しいことではないのでは。

実際に、新型肺炎が拡大する現在、様々な試みが出現して始めています。

 

 

過剰なサービスを辞める

 

世の中の大半がサービス業だと言われています。

なので、このような感染症拡大という非常時において難しい状況に置かれていることは理解できます。

いつの時代もどこでも、リスクというのは隣り合わせです。

このようなサービス業に今後求められるのは、過剰なサービスではなく、こういった状況の中で、いかに多くのオプション、コンテンツを提供できるかではないでしょうか。

低賃金で過剰なサービスの提供は、まったく合理的ではなく、スタッフを疲弊させるだけ。

さらに、日本固有のお客様は神様文化を助長させるだけです。

そんなことより、多くの選択肢を顧客に与えることの方がはるかに収益化の面で有効です。

良いサービスが受けたければ、それなりの所に行って、それなりのお金を出せばいいのです。

 

 

まとめ

 

新卒一斉入社に問題があるというよりも、日本人の働き方について、今の時代には合わない多くの問題が孕んでいると思わざるを得ません。

現在の働き方を考えていくと、逆算的に教育や就職活動、新卒一斉入社という問題にぶち当たる。

時代がどんどん変化していく中で、もっと効率的に、合理的な思考でもって、生産性を上げていくべきです。

そういう意味で言うと、新卒一斉入社をしている限り日本は成長できません。

 

 

 

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Rikuo

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