COLUMN

台風の最中ピザの配達で非難殺到?!自律した社会について考えてみたよ。



 

今年は特に台風の襲来が多い年でしたね。

関西では9月始めの台風21号で甚大な被害を受けました。

同じ月の台風24号は前回ほどではなかったものの、台風の恐怖を身に染みて感じさせられるものでした。

ちょうど24号の接近は日曜だったこともあり、接近前の近所スーパーは物凄い人だかり。

僕はお昼ご飯を買いに、たまたま入ったところ、いつもとは違う風景にびっくり。

ここぞとばかりに食料品を買い求める人でごった返していました。

レジも凄い人。

なんだか昔のオイルショックみたいな感じ?知らないですけど。

こんな時にわざわざ買いためとかしなくていいのになぁなんて思っていました。

でも、こんな時でもそういうサービス業の人たちは仕事に出ないといけない。

例えば、お店の店員さんもそうだけど、配達員の人や病院や施設の職員の人などもそうですよね。

現場に行かないとどうしようもないような人もいる。

近頃、鉄道会社などは計画運休とか言って、運行しなくなりましたけど。

これは非常に良いことだと思います。

お客さんの安全もそうだけど、従業員の安全も同じく大事なわけですから。

でも、今年の一連の台風襲来で、やっぱりそういう問題が出てきました。

ピザなどのデリバリーサービス。

台風の最中に配達業務をさせたということで、配達会社に非難が集中しています。

確かに、僕の家にも郵便局の配達員さんが郵便物を持って来られました。

思わず、こんな雨の中大変ですね、と声をかけてしまいましたけど。

特に21号は物凄く勢力が強かったですから、あの状況で外に出るというだけでも危険行為だと思います。

いくらサービス業と言っても、自分の身を危険にさらしてまで、業務を行う理由はどこにあるんでしょうかね?

企業も、もう少し従業員の身の安全を守るという意識を高めていかないといけない。

もはや、利益ばかりを追い求めていればいいというような時代ではありません。

そういうことも含めて、今後リスクマネジメント力が問われていくのではないでしょうか。

これはサービスのバリエーションを増やすという話ではありません。

例えば、台風の時は配達料金を倍にするとか。

高い料金さえ払えば、何でもありなのか。

配達員さんの安全を配慮するのはもちろん、注文する側もわきまえる、控えるという姿勢は少なからず必要だと思っています。

だったら、サービスを中止すればいいじゃないかと言われるかもしれません。

確かにそうです。

でも、そんなに簡単に割り切れるもんでしょうか?

そこは理屈ではないんですよね。

日本は、お客様は神様文化だと言われています。

しかし、神様でもなんでもない、単なる輩ですよ。

神様に失礼。

お金払ってるんだから言うこと聞け、というのはもはや輩。

社会はもう少し成熟しないといけないですよね。

一人ひとりが、もっと自分の頭で考えないといけない。

これをしたらどうなるかな、こうした方がいいんじゃないか、こうすればもっと良くなるかなって。

想像力を働かせて、相手を思いやる気持ちがないと本当にギスギスした社会になってしまうと思うのです。

サービスを提供する側もサービスを受ける側も、同じ人間です。

お互いが幸せになれるようなWin Winな関係であるべきです。

皆さんはどう思われるでしょうか?

そう考えた時に、強烈な台風が来ている最中、ビザやウーバーイーツを頼むことにためらいの気持ちが出てくるのは自然なことです。

ピザ屋の場合、万が一台風の影響で業務中にケガをしてしまったら、労災対象になります。

一方、ウーバーイーツの場合、配達員さんは自分の好きな時間に業務についているので、個人事業主ということになります。

なので、普通の労働者のように労災保険の対象とはならないのです。

ウーバーイーツの場合、一定の時間以降の配達を中止するという措置を取られていたようですが、新聞配達やピザの配達などは、そのような措置が取られていたのかどうかは分かりません。

いずれにしても、労働者は労働者で自分の安全は自分で守るのはもちろん、企業はまず従業員の安全を確保するべきです。

台風の襲来に限らず非常災害時などは特に、誰かの指示を待つのではなく、自分で何が最善かを判断することが重要です。

その為には、一人ひとりが普段から、どうすれば皆んなが安全で安心して暮らせる社会になるのかを、自分の頭で考える習慣を付ける必要があるんだと思います。

自分さえ良ければいい、金さえ出せば何でもあり、利益の為には何でもする。

そういうことが、やがては生きにくい社会として、結局は自分に降りかかってくるのです。

大袈裟かもしれないけど、そういう自分の行為が社会にどのような影響を及ぼすのだろうか、我々には今そういう想像力が求められているように思います。

 

一連の台風のニュースを見て、そんなことを感じました。

 

 

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Toshiya(時遊人)

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