WORKSTYLE

FXトレード初心者のための移動平均線(MA)の使い方・考え方

初心者のうちは、トレードと言ってもどのような基準でやればいいのか分からないと思います。

むやみやたらに取引をすると、損失が出ることは目に見えています。

トレードとは、どういうものかを肌で感じるためには、まずはテクニカル指標と呼ばれるものを利用して、試行錯誤をすることをオススメします。

トレードというのは、情報過多になってもいけないし、情報過少でもいけないし、非常にバランスが難しいものです。

なので、最終的には自分なりの手法というものを見つけ、それに則って淡々とトレードできるようにならなければいけません。

焦らず、ゆっくりやっていきましょう!

テクニカルチャートの一つである、移動平均線(MA)のゴールデンクロスとデッドクロスについて紹介します。

 

 

移動平均線とは

 

テクニカル指標の中で、もっともメジャーと言えるものが、この移動平均線です。

移動平均線は簡単に言うと、一定期間の終値の平均値を線で結んだものです。

トレンド系テクニカル指標の一つで、相場のおおよその動きを示しています。

チャートのローソク足は現在の相場の値を示していて、移動平均線は相場の平均値を表していると理解して下さい。

移動平均線というのは、簡単に言うと、設定した期間での平均値を表します。

例えば、移動平均線の期間を100日に設定した場合、現在から100日間分の相場の平均値を出して、それを線で繋げたものということになります。

どの期間でもこれは同じ。

他の移動平均線の期間の設定や、その移動平均線をチャート上に同時に表示することも出来ます。

しかしながら、あまり多く表示し過ぎても意味をなさないです。

チャート画面がややこしくなるだけなので、区切りがよく意味のある期間のみ表示するようにしましょう。

例えば、スキャルピングを行うトレーダーは、少額の決済を繰り返すのに、200日だとか20週・30週などの大きい期間を表示しても、波を捉えらえません。

なので、自分がトレードする時間足やトレード手法に基づいた最適の期間を見つけなければいけません。

 

 

移動平均線の3つの種類

 

移動平均線には大きく3種類あります。

(MovingAverage)これは、総称です。

まずは、加重移動平均線(WeightedMovingAverage)通称:WMAは、古い価格ではなく直近の値を平均化しているものです。

次に、単純移動平均線(SimpleMovingAverage)通称:SMAは、指定した過去の価格の値を平均化したものです。

そして、指数平滑移動平均(ExponentialMovingAverage)通称:EMAは、直近の価格と過去の価格を両方を平均化したものです。

移動平均線を用いたトレードは、トレンドを示すテクニカルツールなので、しっかりトレンド相場かレンジ相場かを見分けるのには、非常に有効です。

 

 

移動平均線と時間足の組み合わせ

 

基本的にどの期間であっても、ローソク足が移動平均線の上にいたら上昇、ローソク足が移動平均線の下いたら下降と、非常に分かりやすくなっています。

しかしながら、相場は一筋縄ではいかないというのが常です。

例えば、自分が見ている時間軸が、移動平均線を下へ突き抜けたとしても上位の時間軸がレンジや逆の上昇トレンドを形成してる場合には、逆行される事が多いので、時間足は下位上位でしっかり見極めるというのがポイントになります。

 

 

パーフェクトオーダーとは

 

その他、移動平均線には、パーフェクトオーダーというのがあります。

これは、複数の期間を設定したときにだけ使える手法です。

パーフェクトオーダーは、複数の期間の移動平均線が数の大きさの順番に並ぶ事を言います。

複数の期間の移動平均線が順番に並ぶことによって、トレンドの発生を教えてくれます。

これをしっかり覚えておくと、トレンドの転換時期が分かるのでトレードのナンピンも防ぐ事が出来ます。

 

DMM FXはこちら

ゴールデンクロスとデッドクロスとは?

 

ゴールデンクロスとデッドクロスは、信頼性の強い売買サインとされ、多くのトレーダーが基本指標としてエントリーの目安にしています。

ゴールデンクロスとは、短期の移動平均線(以下MA)が、長期のMAを下から上へ明確に突き抜けた(クロスした)状態のことを指します。

クロス後には相場が上昇する(買われる)傾向が高い為、このタイミングで買いエントリーすれば良いと考えらています。

一方、デッドクロスはその反対で、短期のMAが長期のMAを上から下に明確に突き抜けるとその後の相場は下降する(売られる)傾向になる可能性が高く、このタイミングで売りエントリーすれば良いと考えられています。

 

騙しのサインに注意する

 

以上がゴールデンクロスとデッドクロスの簡単な説明です。

しかし、この2つのサインにはいくつか注意点が存在します。

それは、「騙しサイン」の存在です。

例えば、ゴールデンクロスしたタイミングに合わせて、買いエントリーしたとします。

しかしながら、直後に相場が反発して下降相場が継続、この場合は当然損失やロスカットを受けてしまいます。

これが騙しサインです。

騙されてしまう原因に、売買の目安にした時間軸のミスとMAの設定ミスが考えられます。

まず時間軸のミスとは、短期足のクロスサインのみを見てエントリーしてしまった、というような全体の相場の傾向を確認できていないことによる失敗です。

時間軸別の相場への影響度の高さは、基本的には短期(分足)<中期(時間足)<長期(日足~週足)となっています。

なので、短期足でクロスしていたとしても、長期足で見てみると、ただの押し目タイミングである場合などがあるので、注意が必要です。

その為、トレードスタイルにもよりますが、基本的には長期足のクロスを見てエントリーした方がいいのではないか、というのは一つの考え方です。

 

DMM FXはこちら

MAは自分のトレードスタイルに合った日数にする

 

次に、MAの設定ミスですが、MAとは日数設定を短くするほど値動きに敏感に反応します。

そのため、場合によっては少しの反発で頻繁にクロスサインが発生し、結果として騙しサインの発生率が上がるということになってしまいます。

MAに関する一番重要なポイントは、自分のトレードスタイルにあった日数にするということです。

多くのトレーダーは、トレードスタイルに合わせてMAの日数設定を短くて5日、長くて50日や100日といった設定で使用しています。

短期設定にすれば信頼度は低下しますが、少しのpips差であれば利益を獲得できるチャンスも多い為、スキャルピングなどの短期トレードには適しているかもしれません。

逆に、長期設定にすれば信頼度は増しますが、売買タイミングが遅れる可能性が高まり中々サインが出ないようになります。

なので、スイングトレードなどには向きますが、一日に何度も売買するトレードスタイルだとかなり厳しいということになります。

 

全体のトレンドを掴む

 

以上を踏まえた上で、初心者がクロスサインを目安に売買するポイントは、まずは全体のトレンドが”買い”であるか”売り”であるかを見て判断するということです。

長期のトレンドが買い状態にある場合に起こる、短期・中期足のゴールデンクロスは押し目買いのチャンスだと一般的には言われています。

このようなケースで長期足のローソク足を見てみると、MA付近で下ヒゲを伸ばし反発していることが多いです。

初心者はまずこのような順張り相場に徹してエントリーすることをオススメします。

また、いくつかの時間軸のMAを見て、その時最も信頼性がありそうなMAを中心に考えるといいでしょう。

信頼性が高いかどうかは、そのMAでローソク足の反発(MA付近でローソクのヒゲが伸びている等)が起こっているかどうかという指標で考えることもできます。

何度も反発が起こっているMAはそれほど多くのトレーダーに注目されていると考えて良いでしょう。

また、絶対に一つのサインだけを見てタッチエントリー(即エントリー)するのではなく、それぞれの時間軸のチャートの動きやMAの動きなどをトータルしてエントリーを考えることも重要です。

 

損益分岐点のようなものと考える

 

最後に、ゴールデンクロスとデッドクロスが相場に影響を与えるそもそもの理由ですが、ゴールデンクロスは”今まで買いポジションで損していた人がここから利益が出ますよ”というサインになり、逆に”今まで売りポジションで利益が出ていた人はこれから損しますよ”という損益分岐点のようなものと考えると分かりやすいかもしれません。

その為、ゴールデンクロスが発生すると”買いポジションを持っていて追加注文する人、サインを見て新規注文する人”が多く発生し、”売りポジションを手仕舞う人、直近で売りエントリーしてロスカットする人”も同時に発生する為、結果として非常に強い上昇トレンドが起こり、このような現象に繋がると言えます。

これが、ゴールデンクロスの仕組みです(デッドクロスはこの逆)。

このような概念を覚えておくことで、今相場がどのような状況にあるかということを考える指標にもなるでしょう。

初心者のうちは、いろいろなテクニカル指標を試してみることをオススメします。

実際自分に何が合っているか、自分なりの方法を見つける意味でも、試行錯誤するといいでしょう。

しかしながら、注意しなければいけないのは、こういった指標はあくまで一つの考え方であって、どれが正解というものはありません。

基本的には、相場というものは誰にも分からないものです。

想定外ということが、普通に起こる世界であるということを肝に命じておかなければいけません。

 

 



 

失敗しない口座選び!FXトレード初心者にオススメの国内FX証券会社5選FX初心者の方が、数ある証券口座の中でどの会社がいいかを選別することは不可能です。 国内口座だけでも相当な数がありますから。 ...

 

 

 

この記事を書いた人

この記事を書いた人

Toshiya(時遊人)

旅や資産運用などについてブログで発信しています。世界中を旅して現地のコアな情報をお届けしたいと思っています。是非他の記事も合わせてご覧下さい。

メッセージは、問い合わせフォームからお願いします。

Football traveler