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トレーダーにとってメンタルコントロールが不可欠な理由とは?

トレードをやり始めの頃は、ひとつひとつの勝敗に一喜一憂するものです。

しかし、トレードとは勝ち負けを繰り返しながら資産増やしていくもの。

そういった、トレードの本質を理解するのには、やはりある程度の時間を必要とするでしょう。

皆さんは、負けが続くとメンタルがズタズタになっていませんか?

これから長くこの相場の世界で生き残っていこうと思えば、自分自身をうまくコントロールする必要があります。

相場の本質を理解し、トレードをビジネスと捉え、余計な感情を排除し、淡々と行うことが重要です。

 

メンタルの重要性

 

FXトレードにおいては、情報収集やチャートの読み方といったある程度のスキルだけではなく、トレーダー自身のメンタルも重要となります。

多くのトレーダーがメンタル面の重要性を指摘しています。

トレードを行う上では、自身のメンタルをどのように支え、コントロール出来るかによって、利益や損失額が大きく異なってきます。

 

 

プロスペクト理論に学ぶ人間の心理

 

FXトレーダーだけでなく投資家が理解しておかなくてはいけない心理学の理論に「プロスペクト理論」というものがあります。

簡単にご説明すると、宝くじやギャンブルなどで、”人間が意思決定する時において利益や損失をどの様に捉えているか”、ということを研究したものです。

この理論をFXトレードに当てはめるならば、例えば資金100万円でトレードを始めたとして、現在10万円という損失が出てしまいっていますが、損切りするかどうか迷っている状態だとします。

迷っている間にも、損失はどんどんと膨らんでいきます。

いわゆる、負けてしまうトレーダーはここで、”ここまで下がったらもうそろそろ上がるはずだ”、”為替は上下するものだからいつか必ず戻ってくるだろう”、などと考え、結果として損失が20万円になってしまう、という結果になります。

最悪のケースとして、”ここまで来たら20万円の損失も30万円の損失も同じだ”という思考に陥ってしまい、更にポジションをキープして、結果として資金をショートさせるということになります。

逆に利益が出ている場合、多くの負けてしまうトレーダーは、例えポジションをこのまま持ち続けたら20万円の利益は固いと思っていても、10万円の段階で我慢できず利食いをしてしまいます。

この心理こそがプロスペクト理論です。

人は現在抱えている利益を過大評価し、抱えている損失は過小評価してしまう、という誰もが陥ってしまう人間の心理状態なのです。

 

 

トレーダーとしてのメンタルコントロール

 

トレードルールを作る

 

先ほどの例に戻ると、利益は10万円で確定してしまうにも関わらず、損失は20万円まで許容してしまう。

これだと10回トレードした結果の勝率が例え60%でも、(+10万円×6回)-(-20万円×4回)でトータルはマイナス20万円になってしまいます。

このことからも分かるように、プロスペクト理論をいかに理解して対策を立てられるかが非常に重要になります。

勝てるトレーダーと負けるトレーダーのメンタル面の違い”は、これが出来ているかどうかと言ってもいいでしょう。

メンタル面を強くし、この心理状態を克服するために必要なことは、まず基本である”必ず守られるべきルールを作る”ということです。

具体的には、例えば、損切りは20Pipsで、利益は40pipsで必ず指値注文を入れるとか、順張り相場に徹するとか、自分の得意な通貨しか扱わない等々です。

特に、損切りラインの設定と順守は非常に重要です。

考え方として”〇pipsを手に入れられるかもしれない権利を〇pips払って買う”というような思考が出来るようになれば、細かな為替の値動きにいちいちメンタル面が動揺することは少なくなるのではないですか。

 

トレード日誌・記録をつける

 

また、自分のトレード内容を分析することも重要です。

そのためにもトレード記録をつけましょう。

トレード記録は、どの通貨をどのような根拠で買って、結果として損益はどれくらいだったかということを逐一記録したのもです。

記録をつける習慣を持っておくことで、過去のトレードの失敗点や改善点を明らかにしやすく、次のトレードに繋げることができます。

脳科学者の研究によると、学習において人間はインプットだけでは不十分で、アウトプットが必要なことが明らかにされています。

トレード記録はメンタル面だけでなく、技術面の向上にも非常に有効的です。

更に肝心なのは、具体的な勝率が何%か把握できることで、利益を出しても損失を出しても冷静でいることが出来ます。

自分が10回のトレードで、根拠なく8回は勝てると思っている状態と、今までの記録から4回は負けることがわかっている状態とでは、損失を出したときのメンタルの状態に大きな違いが出ます。

上記のことから、ルール作りルールの順守トレード記録の有無がトレードにとって重要となります。

このように、人間のメンタルの揺らぎを機械的なルールで制御でし、同時にプロスペクト理論の対策も行えることがお分かりいただけたかと思います。

 

失敗から学んで次に活かす

 

基本的には、失敗を繰り返しながら学んでいくしかありません。

大きな損失を出してしまっても、失敗トレードを冷静に研究・分析して、失敗した原因を突き止めて、二度同じことを繰り返さないように対策を打つことです。

失敗したことを、ただ悲観するのでなく、学んで次に活かすことが重要です。

逆に、失敗の原因を突き止めることが出来れば、それは失敗ではなくある意味成功の第1歩です。

失敗への恐怖は、誰もが抱える問題です。

しかし、人間は失敗するもの、失敗が当たり前、ということを念頭に置いてトレードを行うことも、メンタルを強くするための一つの考え方と言えるでしょう。

共に頑張りましょう!



 

 

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Toshiya(時遊人)

旅や資産運用などについてブログで発信しています。世界中を旅して現地のコアな情報をお届けしたいと思っています。是非他の記事も合わせてご覧下さい。

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